在这部呼唤清晨的口哨剧情片中,新聞配達をしている稔(加藤)は父母、弟妹の5人暮らし。病身の父にかわって、母親の内職で細々と生計をたてている。そんな稔の楽しみは新聞配達で貯めた金で高校へ進学することだった。
そんな彼を励ましてくれるのは夜間大学に通っている隆司(田村)と稔の配達受持ちに住む美和子(吉永)だった。彼女は何かにつけて稔に好意を示し、あたたかい声援を送ってくれていた。だが母親が過労で倒れ、入院したために稔は高校進学を諦めなければならなかった。
吉永小百合の初主演作。新聞配達をする稔は、父母弟妹との5人暮らし。そんな稔の夢は貯めたお金で高校へ進学すること。そんな中、病弱の父親に続き、母親までもが過労で倒れてしまい将来が真っ暗になってしまう。“あの頃映画 松竹DVDコレクション”。