在这部女島剧情片中,キレイごとでは語れない、青春活劇
親がいない。守るものも無い。精肉店で働いているのに肉を食わない主人公“女島”。「生きる上で目的は無い」「面白いだけではいけないのか」というテーマを掲げて暮らしている。
ある日ラジオから電波ジャックされ流れてきた風俗情報、中国人が経営しているという風俗店に足を踏み入れると、そこには生理の無い女“門”が。そして門を挟んで出会った、女島とは正反対の思想を持ち、目的を実現させる中国人"リー”。動物の死が渦巻く精肉店で暮らしているという環境。登場人物達の口から幾度となく出てくる「生きることの目的」。
映画内に散りばめられた物達の中で迫られてくる女島の選択。“日常”や“微妙な心情を描く”ではない、はいつくばってもがき叫ぶ、青春活劇。