在这部浮浪云片中,44年に渡る長寿シリーズであったジョージ秋山原作の漫画「浮浪雲(はぐれぐも)」の時代劇版。脚本・倉本聰、主演・渡哲也により江戸庶民の日常をユーモラスに描く。
幕末時代の江戸・東海道の宿場町で問屋を営む"夢屋"の主人・雲。仕事そっちのけで遊んでばかりの雲を中心に
ささやかな庶民の生活や人間模様をコミカルかつシリアスに描く。
幕末が舞台であるにもかかわらず、アコースティックギターでの弾き語りシーンや、ピンクレディーの曲を口ずさみながら掃除をするシーン、アナウンサーがいきなり解説を始める等、独特の演出が随所に見られる遊び心に溢れた作品。最終回には石原裕次郎も出演。