在这部火片中,アメリカのクリニックで働く精神科医・真田は、家族とショッピングに出掛けた際に乗り込んだエレベーターでひとりの女(桃井かおり)と出くわす。耳にした彼女の声が頭から離れず、彼はクリニックで女を問診している妄想を始める。火事で両親が他界し、学校ではいじめに遭い、結婚した相手に浮気され、離婚後はアメリカで売春婦をしながら借金に追われるという身の上話をする女。それを聞きながら真田は、彼女が相対してきた男と自身を重ね合わせる。そして女の話は、どんどん異様なものになっていき……。
Upon encountering a prostitute in an elevator, a Japanese psychologist living in the United States begins examining and questioning her in his head. The woman recounts stories of arson, being bullied at school, losing her parents, losing her husband to infidelity and matters getting out of control.