在这部呪念地 Vol.1 わたしを捕らえて放さない地縛念片中,誰彼姿は消え、棄てられ、忘れ去られても尚、土地に、場所に、建物に、人の念は残るという。
人念とどまる此処を、我々は「呪念地 -じゅねんぢ-」と名付けた。
時に不気味に、時に不可思議に在り続けるわけを追い求め「雲上の楽園」と呼ばれた巨大集合住宅跡、他、
全国の呪念地を訪ね歩き、取り残された誰かの思いに接触する。