在这部暮らしの残像短片片中,よくある一人暮らしのアパート。女性が部屋の中へと入ろうとすると、玄関の鍵が合わない。すると別の女性が現れ、「私の家だ」と言い始め...中に入れず立ち往生する女たちが次から次へと現れる。彼女たちを横目に、帰宅する一人の男。部屋の中へと入っていくと、見知らぬ人々が暮らしていた。それぞれに「ここは自分の家だ」と言い張り、男は混乱していく。いつの間にか総勢11人もの人がこの小さなアパートで生活を始める。
『ほとぼりメルトサウンズ』の東かほり監督による、演技ワークショップをきっかけに生まれた最新短編作品。『ほとぼりメルトサウンズ』でも共同脚本を務めている、永妻優一が本作でも参加している。